11月8日、熊本市立三和中学校で開かれました。

先日、大津中のPTA関係者から「学校で、ネットを使うときの○○の約束、みたいな取り組みをしてはいるけど、その次に何をしたらいいかわからない。」との相談があり、「次は子ども達自身が考えることが大切で、そういうワークショップの取り組みをしているところもありますよ。」と応じました。
しかし、私自身も最近の事情を踏まえた「認識のリニューアル」や、そうしたワークショップの運営が出来る力が必要と感じ、勉強に行きました。

ワークショップでは、千原台高校の生徒がグループのファシリテーターとなり、中学生の考えを引き出しまとめ、それをさらに大人・先生がまとめてていくという手法が採られていました。

ワークショップの流れをご紹介するのは主催者にご迷惑をおかけしますので、場面の中で気付いたことをいくつかご紹介します。

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高校生が紙芝居を読み、場面ごとに問題点を見つけ出していきますが、ここから導かれるのは「お決まりのルール」ばかりです。
(このワークショップは、ここが出発点となるようです)
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  高校生が自分自身の悩みを中学生にぶつけてみる場面。中学生はなんとか「アドバイス」を考えますが、
「お決まりのルール」では解決できないことに気付いていきます。SNSの未熟な使い方が、本当に多くのストレスや悩みにつながっていることを感じます。
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カードを使い、「○○だね」という言葉についてどう感じるか、を問います。
修飾のない、乾燥した「文字だけ」の言葉がいろいろな受け止め方をされることに気付きます。 「自分がどう思われているか」が気になる時期、どうしてもマイナス思考の受け止め方が多く見られます。
この他にも20代の先生が、自身の中学時代のトラブル体験を話される場面もありました。
以前は、「教員はネット経験が少ないので情報モラルの指導は難しい」などと言われていたのですが、すでにそうではなくなっていました。

 

このような取り組みに触れると、中高生のリアルな「スマホとSNSのトラブル」を見聞きすると、やはり安直な「お決まりのルール」で済ませてはいけないことがよくわかります。
「トラブルは起こりうる」ことを前提にした、次のステップの取り組みの提案が必要と感じました。