» 2014 » 5月のブログ記事

大津町では毎月14日を「教育の日」として、学校を開放し、地域の方々が自由に学校活動を見学できる日としています。私も時間のある限りあちこちの学校を見学していますが、今回面白いことに気付きました。

写真は、この学校の屋外階段(非常階段)への出入り口。通常は使用できないようになっているようです。

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2つの張り紙があります。

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「この入口は、緊急の時以外は通りません。」

なるほど、非常階段だから・・・「えっ?入口?、出口じゃないの?」という突っ込みもありますが、問題はもう一つの張り紙。

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「雨の日は通りません。」と書いていあります。

さて、この二つの張り紙が意味することは?

どちらも、一枚ずつを見れば、もっともな話。しかし・・・2枚が並んでいると、どういうことになるか。

「この入口(出口)は緊急の時以外は通りません」というメッセージには、「緊急の時以外は・・・」という条件が付いているのでこれが前提となります。

「緊急の時以外は通れない」という条件に加えて、さらに「雨の日は通りません」とあるわけですから、2つの張り紙の意味を合わせると、「この入口(出口)は緊急の時以外は通りません、緊急の時でも雨の日は通りません」という意味になってしまいますよね。

本来なら、「緊急の時に通る」ものですので、その時が「雨か晴れか」は関係ないはずです。つまり「雨の日は通りません」の張り紙があることで「非常階段」であるにも関わらず、「雨の日は通れない」という指定がついてしまっているのです。

雨の日に「非常事態」が起こったらどうするんでしょう? 子どもたちはどう理解しているんでしょうね。

非常事態には先生が先導するでしょうから心配しているわけではないのですが、やっぱりこんな細かい事にも「突っ込み」を入れたくなってしまいます。

今度、校長先生にお話ししてみましょう。

 

しばらく当ブログの更新が滞っていました。申し訳ありません。理由の一つに「議会報告会」の準備に相当の時間を割いていたということがあります。

 

5月11日、大津町で初となる「議会報告会」(主催:大津町議会)が開催されました。
場所は大津町文化ホールで、参加者は141人。内容は、大津町議会運営、3月定例会の委員会審議の報告、広報・議会活性化についての報告です。

報告会の実施にあたっては、かなりの紆余曲折がありました。実行委員である私の感想としては「やっと開催にこぎつけた」と言ったところです。

この紆余曲折の中では、「議会報告会」は必要なのか、という根本的な疑問が呈されるのですが、そこを深く議論することがないまま進んでしまった面があります。議員間の考え方の相違が大きすぎたことが主な要因でしょう。

私の考え方は・・・

そもそもなぜ「議会報告会」が必要なのでしょうか。議会は住民から選ばれた議員が構成する町の機関です。当然、住民に対しての説明責任を負っています。私からすれば、「議会報告会」は当たり前すぎるのです。

では「議会」は何を説明しなければならないのか? これは大きな問題です。「懇談会」や「意見交換会」ではなく「報告会」というということで考えてみます。

議会には様々な役割がありますが、私は大きく2つの括りで考えています。
1つは、首長の政策を住民の代表としての視点からチェックする役割、もう1つは、首長と競争的に政策提案を行う役割です。
とすれば、議会報告会で報告すべきことはこの2つの事柄となります。しかし、現実には首長との政策競争を行っている町村議会はほとんどないといっていいでしょう。(住民が議会に期待していることのほとんどはこちらなのですが・・・)

そのため、首長の政策をどうチェックしたか、つまり議案の審議の内容を説明するということになります。ただしこれには条件がつきます。それは議会が合議制の機関であるということです。議会の中で、議員個人が主張することはあくまで個人の意見にすぎず、議会として討論・決定を経たものが議会の意思となるということです。従って説明できるのはあくまで議事録などに記録された公式な見解だけということになってしまい、住民からの質問に対して十分な回答ができない表面的な報告だけ、という事態になってしまうのです。

つまり、「議会報告会」を行うためには、議会や委員会での論議を徹底させることが前提になります。逆に言えば「議会報告会」を開催し充実させていくことが議会の活性化、そしてさらには「議会からの政策提案」につながっていくことになります。

反面、住民からすれば、活発な議論が行われていない議会の報告会は満足できる内容にはならないということになります。また、そうではないと言いきれないところも情けない話です。

「議会報告会」は住民への説明責任を果たすためのものですが、途上においては、議会を活性化する手段にしかならないかもしれません。厳しい見方をすれば議会の自己満足・自己都合にすぎないという面もあります。他の市町村の議会報告会も回を重ねるごとに参加者が減っていっているということです。これは「内容の薄さ」「自己満足やパフォーマンス」が見破られるからでしょう。大津町においてもそうならないとは限りません。今回の議会のアンケートでも「不満足」という意見も多くありました。

しかし反面多くの方がこうしたプロセスを繰り返すことの意味に理解を示していただいてもいます。アンケートで多くの方からいただいた「改善しながら継続してほしい」という期待にこたえるためには「きちんと報告できる議論」を充実させていかなければなりません。

好天の日曜日に時間を割いて参加して下さった皆様に感謝いたします。
また、これからも「議会報告会」が満足できるものになっていくよう、まだそれ以前に「継続していけるよう」に応援をお願いします。