» 2014 » 3月のブログ記事

H26年度の当初予算を始め、幾つかの条例改正案、陳情・請願など多くの議案が審議されました。
今回の定例会は、5月に「議会報告会」を計画していますので、それとかぶらないように私自身の考えや対応を2つ、ご紹介します。

 

【待機児童問題】

 2月末時点の数字です。3月末で保育所を退所するのは176人。入所の申込があったのは246人とのこと。そのうち、108人が入所できない児童で、待機児童は59人とのことでした。

 入所できない児童と待機児童の違いは、国や町が「待機児童」としてカウントする基準の違いによるものです。逆に言えば「待機児童」とはその基準に照らして、「本来、保育所に入れなければならないのに入所できない児童」ということです。そうなると、場合によっては仕事を辞めたり育児休暇を延長したり、認可外保育施設(町外にしかありません)に預けたりと、生活に大変な影響を及ぼすことになります。

 今、大津町はH27年4月からの開所を目指し、定員120人の保育所新設を進めています。これはこれで大変な施策なのですが、今年度、大量の待機児童が発生することは予測されていたことであり、来年度に解決することを目指す(実際には新設保育所で解決できるとは思われませんが)というのでは、今現在の待機児童対策の施策がないということになってしまいます。

 その大問題に対応する予算が欠けているという点で、予算案に対して強い疑義を示しました。もちろん、この一点を持って予算案の全てに反対する立場を取ることはできませんので、予算案とは別に、待機児童対策を強く推進することを求めるための「意見書」提出を求める案の発議を検討し準備を進めました。しかし、その経過の中で副町長から非公式ながら、(町長の意思として)待機児童対策をさらに推進する、という内容の言葉が伝えられたことから、その言葉を信じて今回は矛を収めました。

 役場の担当者が大変な思いをしながら、待機児童を少しでも減らすために走り回っていることは充分にわかっています。だからこそ、手遅れにならないよう、先手、先手で取り組む必要があったのです。

 残念ながら、今現在、いくつものの子育て家庭が4月からの生活に不安を抱え、悩み苦しんでいます。

 6月議会、あるいはそれ以前に、新たな緊急対策が出てこないようであれば、一旦納めた矛をまた突き出さなくてはなりません。

 その必要がなくなることを期待しています。

 

【陳情・請願の考え方】

 「陳情・請願」は、議会として行政機関(多くは国・国会に対して)要望を提出して欲しい、という意見です。「○○についての要望書」等の形で出てきます。町議会はこの提出を採択または不採択とすることになります。

 今回、私が感じたのは、この「採択・不採択」とする審議の在り方についてです。ここには2つの、2段階の考え方があると思います。第一段階はその要望の内容が正しく、また合理的で同意できるか、そして次の段階は、それを町民の意思として行政機関に提出すべきか、という点です。

 その意味では、大津町では、第一段階が少し厳しすぎるように思われます。要望の内容が100%正しくなければいけない、というような印象です。

 本来、どのような意見や要望に対しても、賛成・反対の立場はあるもので、それを審議する議員が100%納得できるものでなければならないとしたら、ほとんどの要望は通らないことになってしまいます。反対する意見への反論が難しいから・・という理由で要望を不採択とするとしたら、それは提出者(たち)の思いに応えていないことになります。

 もちろん総花的に、あれも採択、これも採択といった乱発が許されることではありません。

 とすれば、第一段階には賛否があるのは当然として、第二の段階、つまり、これを町民の意思として行政機関に提出すべきか、という点に重みを置いた審議が必要ではないか、ということです。

 私自身、これについては反省すべき点があり、次回からは違った視点で議論することができるよう努力します。

3月7日(金)から始まる、3月定例会の議案(予定)が今日届きました。

是非多くの方に傍聴にお出で頂きたいとの気持ちで、あくまで「予定(一部は予想)」ではありますが、議案等の概要をお知らせします。またスケジュールも予定ですので、審議の状況等により変更となる場合もありますのでご了承ください。

 giansyu

これが、今回の議案等の資料です。厚みにして約6.5㎝あります。この資料について今から、読み込みや、調査・検討、質疑する点のまとめなどの作業をしなければなりません。また今回は初日に町長の施政方針演説がありますので、一般質問のそれに関係する部分は内容を聞いてからの準備になりますので、時間と労力を集中しなければならない期間となります。

 

 

【議案等】件名そのものではなく、内容を簡略化して記載しています。

議案 内     容 付託委員会
第1号 熊本県市町村総合事務組合の組織が変更となる (省略)
第2号 平成25年度大津町一般会計補正予算 (省略)
第3~8号 平成25年度大津町特別補正予算

 ・国民健康保険特別会計
 ・公共下水道特別会計
 ・介護保険特別会計
 ・農業集落排水特別会計
 ・後期高齢者医療特別会計
 ・工業用水道事業特別会計

 

(省略)
第9号 庁舎建設の基金のための条例制定 総務
第10~12号 定年退職した職員の再任用等についての条例制定 総務
第13号 町の組織と所管業務を組み替えるための条例改正 総務
第14号 教育委員の報酬を増額、地域福祉計画策定委員の報酬を定めるための条例改正 文教厚生
第15号 指定管理者選定委員会の外部有識者を増やすための条例改正 総務
第16号 社会教育委員の基準を制度変更により自治体が決めることになったことに伴う条例改正 文教厚生
第17号 大津南小に学童保育施設を設置するための条例改正 文教厚生
第18~22号 消費税増税に伴う補助金・料金等の額を変更するための条例改正 経済建設
第23~26号 公有財産の取得と処分

 ・農業用施設用地等取得
 ・ 〃 処分
 ・保育園建設用地処分

経済建設総務
第27号 字の区域変更 経済建設
第28~31号 町道の廃止と認定 経済建設
第32号 平成26年度一般会計予算 総務
文教厚生
経済建設
第33~39号 平成26年度特別会計予算

 ・国民健康保険特別会計
 ・大津町外四ヶ市町村共有財産管理処分
  事務受託特別会計
 ・公共下水道特別会計
 ・介護保険特別会計
 ・農業集落排水特別会計
 ・後期高齢者医療特別会計
 ・工業用水道事業特別会計

総務
文教厚生
経済建設
請願・陳情 内     容 付託委員会
請願第1号 建設業従事者アスベスト被害者の早期救済解決をはかるよう国に働きかける陳情 文教厚生
陳情第1号 要支援者への予防給付を市町村事業とすることについての意見書提出 文教厚生
陳情第2号 新小屋区、下水道工事対象外地区の実現を求める陳情 経済建設

 

【日程】

日  区分 日程
7日 本会議 施政方針演説議案の提案理由説明
8日   休会 議案等検討
9日 休会 議案等検討
10日 本会議 議案1号~9号までの、質疑・討論・採決他の議案の質疑、委員会付託
11日 委員会 (少なくとも午前中は現地視察等の見込み、午後までの場合もあり)
12日 委員会 付託された議案等の審議
13日 委員会 付託された議案等の審議
14日 委員会 付託された議案等の審議
15日 休会 議案等整理
16日 休会 議案等整理
17日 本会議 一般質問
18日 本会議 一般質問
19日 本会議 付託された議案について委員長が報告議案等の質疑・討論・表決