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今年分離開校の美咲野小学校の第1回の記念すべき運動会。

8時30分の開会式から閉会式まで楽しませていただきました。

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去年までのマンモス運動会も迫力はあったのですが、約半分に分離した今回は、進行にも余裕があり、子ども達の間隔も広くなったのでしっかりと遠くのほうまで見ることができました。

徒走では、前のグループがゴールしてから次のグループがスタートできます。だからゴールする子ども達みんなに拍手を送ることもできます。

残暑が続く中でも一生懸命練習したのでしょう。ダンス・団体競技・組み体操、どれも集中しつつも笑顔で見事な演技を見せてくれました。

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私が一番楽しんだのは、6年生の技巧走の「親子愛でお・も・て・な・し」、6年生にもなれば、なかなか親子のスキンシップの機会も少なくなるものですが、お父さんに背負われる娘、お母さんをおんぶする息子、みんなあふれんばかりの笑顔でゴールしていました。来賓テントの中も、ほのぼのとした雰囲気に包まれました。

子ども達、保護者の皆さん、先生方、関係者の皆さん、第1回で準備も大変だったと思います。おかげさまで今日の運動会は子ども達が素晴らしい頑張りを見せた、素晴らしい運動会だったと思います。本当にお疲れ様でした。

議会報告の第3弾です。今回はかなり長くなります。

 

【(追加)議案第63号】   生涯学習センター太陽光発電設備設置他工事請負契約の締結について
【(追加)議案第64号】   運動公園太陽光発電設備等設置工事請負契約の締結について

 

追加議案として上程されたこの2件の審議では、議会が議会の機能を強く発揮した場面がありました。傍聴された方には、「議会はちゃんと仕事をしているな」と感じていただけたのではないかと思います。

この2件は、アベノミクス第1の矢の財政出動(公共事業)のための「地域の元気臨時交付金」を使った事業です。工事の入札が終わり、契約を締結するための議会の承認を求めるものでした。

しかし、この2つの工事を比べるとおかしな点がいくつか見えてきます。

談合とかそういった話ではなく、最も効果的に費用が使われているか、という点です。

表はこの2つの工事の内容です。

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まず、生涯学習センターの工事は大きく2つに分かれています。屋上防水工事と太陽光発電設備の設置工事です。この質の異なる2つを一つにまとめた工事にした理由は「2つの工事業者の連携によるスムーズな工事、こうすることでメリットがある」ということでした。確かに、防水工事をした後に別の工事業者が太陽光発電の工事をしたのでは、その後もし漏水が起きた場合、その原因がどちらにあるのか、あいまいになるというリスクはあります。

もう一つ、生涯学習センターの工事は屋上で行われるもので、総合運動公園の工事が地上での工事であることを考えれば、生涯学習センターの工事のほうが割高になりそうだということも予想できます。

半面、総合運動公園の工事では太陽光パネルはすべて架台に設置されるのに対し、生涯学習センターでは、架台を設置するのはパネル192枚分だけという差もあります。

 

●疑問点(1) 予定価格(町の設計価格を基に算定)の問題

総合運動公園の発電の1kwあたりの予定価格の単価を算出してみます。
予定価格/出力=約7,019万円/60kw=約117万円/kw
1kwあたりの単価は約117万円となります。

これに生涯学習センターの80kwという出力を掛けると、約117万円×80=約9,360万円となります。生涯学習センターの予定価格は約10,457万円ですから差は約1,100万円です。これに、屋上での工事であることによるプラス要素と、架台の数が少ないというマイナス要素を勘案しても、防水工事は1,000万円台で出来るという積算だったのでしょうか?

もしそうであれば、応札額では防水工事が約5,460万円であることの説明がつきません。

 

●疑問点(2) 応札額の問題

総合運動公園の工事では、応札金額は約5,040万円です。応札金額の1kwあたりの単価を算出すると

応札金額/出力=約5,040万円/60kw=約84万円/kw
同様に生涯学習センターでは、
応札金額(内訳)/出力=約5,300万円/80kw=約66万円/kw

約18万円の開きがあります。これは先に述べたプラスマイナスの要素やスケールメリットを加味しても大き過ぎるのではないでしょうか。もし太陽光発電設備のkw単価が生涯学習センターの応札額で得られるとすれば、総合運動公園の応札額は高止まりしていることになります。
また総合運動公園の単価が適正価格であったとすれば、生涯学習センターの応札内訳金額に疑問が生じます。

 

さてこの二つの疑問点を考えたとき、

① 予定価格の視点からみると、町の予定価格の設定(設計)には2つの工事の間で整合性がない。

② 応札額から見ると、総合運動公園の応札額が高止まりしているかまたは、生涯学習センターの応札額の内訳が実態を反映していない。このことを町はきちんと検証せずに契約を行おうとしている。

のいずれか、または両方の問題が出てきます。

「ちゃんと入札した結果なんだからいいじゃないか。」という言い分もあるでしょう。しかし、予定金額つまり設計金額がおかしければ入札そのものに問題があることになりますし、もしそれが正しいとすればその内容と大きな矛盾がある応札額が出てきた場合には、それをきちんと検証し、納得できなければ正しい入札であったとは言えません。

ここでまた出てくるのは、「国からの交付金事業で、町の懐が痛むわけではないから」という考え方です。「地方の元気臨時交付金」事業で、「いけいけ、どんどん」になってしまっている町は、事業を精査して実施するという慎重さを失っています。もしこの2つの工事でさらなるコストダウンが出来ていれば、まだ別の価値のある事業にお金を回すこともできたはずです。

この議案の審議では、私がこの質疑の口火を切り、ベテラン議員(1人)がさらに踏み込んで疑問点を付きつけ、議案への反対を訴えました。それに対し、もう一人のベテラン議員が疑問はあるが執行部の努力を認めようという主旨の賛成意見を述べ、結果としては賛成多数で承認されました。

しかし、この審議で議会は町の事業の進め方の問題点を指摘し、今後の慎重な進め方を求めるという、「チェック機能」「牽制機能」という議会の役割を十分に果たしたのではないかと考えています。

12月の議会後にはこの審議内容を含んだ議事録が公開されます。町のホームページか図書館で閲覧できますので、是非ご覧になってみて下さい。

 

 

前の記事に引き続き9月議会の報告です。今回は一般会計の補正予算審議の所感を。

 

【議案第55号】 平成25年度大津町一般会計補正予算(第3号)について

予算審議でいつも気になっているのが「10分の10補助の事業」だから・・という執行側の説明です。国や県がお金を全部出すので、町の負担がないから有利な補助事業であり、だから取り組む事業です、という論調です。

しかし、その事業を行うには当然、町職員に事業を管理するための業務が発生します。

職員の数と労働時間が一定であるとすれば、その事業を行うことで他の業務に振り向けるべき時間も減少することになるはずです。その結果、本来、より重要なはずの業務がおろそかになってしまうこともあるでしょう。(もし職員に十分な余裕があるというのであれば別ですが、そんなことはないはずです。)

つまり、「10分の10補助」の事業であっても、人や時間という貴重な町の資源を使っているのです。

だとすると、人と時間を使い、あえてその事業に取り組むのですから、しかるべき成果を求めなければならない、そのためにはその事業をどのように運営するのかは十分に検討されたものでなければならないのです。

今回の補正予算でもこうした事業が出てきました。「児童虐待防止事業」です。

児童虐待防止の取り組みそのものは大切なことで、事業の意味はあると思います。しかしその事業をどのように進めるのかを質問すると、保育士等が「虐待の可能性が疑われるような(ケースとして認知されている)家庭を訪問するという内容で、そのやり方についてもいくばくかの説明はありました。しかし、その説明は「事業の実施計画」が存在するとは思えない、具体的な事業運営が見えない「こんな感じで・・・」というイメージの話ばかりです。

実は、6月議会でも同じような事例がありました。「自殺対策推進事業」でこれも同様に10分の10補助で、「専門的な知識を持つ人」を配置するというものでした。この際にも具体的な事業実施の計画を尋ねたのですが、やはりイメージの話ばかりでした。

「自殺対策」も「虐待防止」もとても大切なことで2つの事業を実施することにはまったく異議はありません。

しかし事業を行うのであれば、きちんと成果を上げることができるようにプランを立てるべきで、「町の(経費的な)負担がない」からといって、ただ漠然としたイメージだけで取り組むのでは、とても成果を期待することはできません。

なぜ、こうなってしまうのか、それは町の経費負担がないということで、担当部署の想いだけで事業が検討され、「企画・財政部門との折衝」が雑になってしまうということが考えられます。町の費用を使う場合には、当然、事業の必要性や枠組み、具体的な計画や、得られる成果について厳しく査定が行われるはずです。そして、それは10分の10補助の事業であっても必要なプロセスであるべきです。

今後の予算審議においては、こうした事業については「事業実施計画書」の提示を求めていきたいと思います。そういったものが存在すればの話ですが・・。

 

9月19日で9月議会が終了しました。

議事件数は、

議案   12件
認定    8件
追加議案  4件
追加同意  1件

でした。

連休等もあり、少しのんびりしてしまいましたが、今回の議会の審議内容の中から、シリーズ(3回予定)で報告したいと思います。

まずは第1弾です。

【議案第50号】 大津町子ども・子育て会議条例の制定について

平成27年度(注1)から実施される子ども・子育て新制度では、保育・幼児教育・子育て支援等のサービスの内容や供給量を各市町村が決定し実施する「子ども・子育て支援事業計画」を策定しますが、その計画を調査・審議するため「子ども・子育て会議」を設置します。この議案は、この会議を大津町にも設置するための条例です。

この条例のポイントは、

[会議の構成員]

・子どもの保護者
・子ども・子育て支援に関する学識経験者
・子ども・子育て支援に関する事業者
・子ども・子育て支援に関する関係団体の推薦者
・その他、町長が必要と認める者(公募委員や企業代表者等が見込まれる)
等から15名以内。

[会議の内容]

・幼稚園・こども園や保育所の定員や利用時間
・家庭的保育、小規模保育事業等の定員や利用時間
・子ども・子育て支援事業計画
等の調査や審議など

「子ども・子育て事業計画」は、これまでの保育や子育て支援サービスを根本から見直す、地域の子育て支援にとっての極めて大きな取り組みであり、この会議の中では、大津町の子育て支援の在り方が議論されることになります。

そのため、私は以前よりこの会議のメンバーには「充て職(注2)ではなく、本当に子育て支援について考え、実務的に議論できる人を」と要望してきましたが、実現の方向ではないようです。

しかし「公募の委員」が含まれることに期待したいと思います。

近々、この会議の委員の公募も行われることになりますので、この問題に関心があり、何よりも「チルドレンファースト」で議論して下さる方の応募をぜひお願いします。

私はしっかり会議を傍聴しながら関わっていきたいと思います。

(注1) 「平成27年度から・・」: この施策は「税と社会保障の一体改革」の上に成り立つものですので、消費税の税率が予定どおりにアップした場合に実施されます。
(注2) 「充て職」:個人としてではなく「○○団体の代表者」といった肩書によりその職につくこと。

 

ずいぶん、更新が遅れてしまいました。

この間、報告しなければならないことは山ほどあったのですが、9月議会の準備に時間を使っていました、申し訳ありません。

今日は9月議会の一般質問でした。3つの質問をしたのですが、焦点化したのは「学校へのエアコン導入」のスケジュールです。

8月の時点で決まっていたのは「今年、中学校へのエアコン導入のための実施設計を行う」ということで、この施工時期や、幼稚園・小学校への導入時期は「未定」。

今回はこの幼稚園・小学校での導入スケジュールを(より前倒しして)求めました。

菊池郡市の他の自治体ではすでにエアコン導入はほぼ完了しており、町としても外堀の埋まった状態で、導入は既定路線ではあったのですが、その時期については明言されていない状態でした。曰く、「有利な補助金が・・・」「他の公共施設のリニューアル計画との整合性が・・・」

違うんです。教室の温度はすでに許容できる範囲を超えていて、「学習環境」がどうのとかいう話ではなく、子どもや先生の「健康と安全」の問題なんです。

補助金の話だったら、先の「地方の元気臨時交付金」を使えたはずだし、「いつになるか分からない公共施設のリニューアル」にタイミングを合わせるような余裕はないのです。

この問題は「大津町の子ども達が健康面での危険にさらされている(大げさと思われますか?)」ことであって、他の自治体との比較でも、財源が降ってくるのを待つことでも、のんびりと「政策の整合性」などという役場の論理を振り回すことでもない・・・

今回の一般質問は、同僚議員も同じ趣旨の質問を先行されたこともあり、それを踏まえたさらに踏み込む形で行うことができました。それが幸いし、具体的なスケジュールを求めるところまで行きつきました。

「学校へのエアコン導入は、他の公共施設のリニューアル計画とは切り離して考える」「幼稚園はH25年度において可能な限り、中学校への導入はH26年、小学校はH27年」というものです。

財源の問題はあります。他の自治体の例をみると、1教室あたり200~250万円という状況で、これを当てはめると、大津町では3億から3億5千万程度の費用をかけることになります。また導入後の電気料・保守料を考えると継続的な経費も必要です。

太陽光発電の拡大、PFI方式によるメンテナンスコストの削減など様々な方法を駆使して、より効率的な方法で事業を進めることが望まれます。